東北石材工匠
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津島石(黒)の加工
工場加工編(5/18)
巨大な玉石。庭石造園用石材を加工する

福島県の浪江町産出の巨大な自然石(?t)を加工します。某ダッシュ村の手前(産)です。

このずっしりと重い味わいのある石が【津島石(黒)】です。

この石材を加工するには設備が必要になります。国内でも数少ない石材加工会社である弊社だからできます。

昔ながらに造園業者と連携して今でも庭石の加工を行なえる、石材産業は決して墓石の販売や加工だけではない、この当たり前の作業が、近年は本当に少なくなりました。

黒い玉石が「畑」や「田んぼ」から

津島石は「泥かぶり石」と同じ系統の石材です。古い造園業者は茨城県の筑波石に似ていることから「福島の筑波石」また皮肌の色合いから「福島の泥かぶり」とも言います。

福島県より南側の地域での流通名称は「新筑波石」(新つくば石)が多いようです。

弊社は産地偽装問題を配慮し、採掘された場所からの「津島石」で名称を変えずに販売しています。

福島の田んぼの石らしい泥が付いた状態で採掘されます。この泥を洗い流すと赤茶色の石肌が顔を出します。希少な石です。

巨大玉石を切削

幅2000mm厚700mmもある巨大な玉石を自社工場のダイヤモンドブレードで切削し石材加工します。

全国的に見ても石材加工会社で庭石などを切削することは稀です。

工場の管理記録の体制を整えて加工記録を撮影管理しています。

 

外側が茶色なのに内部は黒

カネの手「90°」に合わせ切削します。

津島黒石の特徴は石の内部が黒御影になっていることです。
外皮が「じゃがいも」や「かぼちゃ」のように薄皮だけ石が変化しています。

お客様へ

加工することのできる信頼ある石材店を検討して購入してください。

この石は2002年(H14)に浪江町から採掘した思い出の石です。

私たちは浪江町の復興と被災者の皆様を応援しています。

石材ブローカーに注意

 石材ブローカーとは自分では加工せず(つくらず)にお客様との契約した墓石を利益を取り外注する店舗があり工場のない石材業者を言います。
 つまり契約を決め、お客様が購入する墓石代金に儲け(不当な利益)を上乗せして第三者に外注して自分では何もしていません。工事をしても加工していなければブローカーになります。当然お客様には墓石の加工をしていないと説明をせずに契約しています。現在は店を持っていながらの場合が多く平然と営業している場合が多いようです。
 特に利益重視の石材店に石材ブローカーは多く「地元だから安心です」「加工は中国が普通です」「当店は中国加工だから安いのです」「国産は人件費がかかるから高い」などと言って中国材に誘導する説明をして契約しています。彼らはつくらず外注して利益を得ています。石材ブローカーは3日働いても1ヶ月働いてもお墓を加工することが出来ない訳ですから中国加工を勧めるのは当然のことになります。
 何もしていない人にお金を払う必要が果たしてあるのでしょうか?。そのために石材の加工写真が公開されている石材店なのか、加工者表示があるのかなど確認が必要になってきています。
 実際は国産石を国内加工しても販売価格は同じ場合があります。中国加工は国内の加工労働者に仕事が行き渡らないという重大な問題点があります。また産地偽装や不正ルート(不正輸出〜不正輸入)(加工偽装)(脱税)(流通経路問題)の墓石の場合もあります。そのことから石材加工をしていない石材ブローカーには注意する必要があります。

お客様の為につくる。これは福島の復興と石材産業の再生をかけたプロジェクト
 現在、福島県では石材を加工できる会社がほとんどありません。信用あるはずの地元の石材店がどこも100万円払おうが200万払おうが300万払おうが自分でつくらず外注するブローカーに成り下がりました。お金をいくら支払っても福島県内の石材店はつくっていません。
 その結果、仏壇店、造園業者、葬儀社、工務店、ハウスメーカーなどが儲けられる墓石販売に参入し国産石と同じ金額で中国製墓石を販売するという全国でも類を見ない異常な販売市場ができたのです。全国の墓石販売市場でも福島県は一番問題であると言われています。福島県は震災後、特にこの問題が浮き彫りになってきています。福島の郷土料理も、福島のお菓子も、福島の食堂のラーメンも、福島のご当地グルメも、みんな頑張ってつくっています。つくることを公開できないのは不正ルート、手抜き工事の基礎、など公開できない原発事故問題と同じく悪いことだらけの隠蔽体質からです。今の福島県は問題を公開した上で復興すべきです。
 そこで私たちはお客様のためにつくるプロジェクトを実施しています。そのために国産石を中国材と同じ価格で販売できる仕組みづくりに今、取り組んでいます。